・料理撮影で欠かせないライティングのコツをご紹介致します。

まず、ライティングとは?

料理や撮影対象にむけて光を当て商品を良く見せたり雰囲気の良い写真にします。

 

①「逆光」・光を後ろから当て料理のシズル感や立体感を出します。

手前が少し暗くなりがちですが、レフ版等で明るさを調整します。

②「半逆光」・逆光より光を少し手前に当てシズル感と立体感を残しつつ手前が明るくなり

物の色などがはっきりします。

物に対して斜め45度位がオススメ!

③「順光」・一見明るく綺麗な様に見えますが、手前から全体的に光が当たっていて

シズル感や立体感が無い写真になってしまいます。

「逆光」・「半逆光」に比べ背景も暗いイメージに・・・

一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラなどに付いているフラッシュライトで撮影すると

手前の光が強すぎてこのような状況になってしまいます。

・今回、上の三枚の写真はライトの違いを分かりやすくする為に撮影用のライトを使用しましたが、

自然光で撮影する時やスマートフォンで撮影する場合も基本的に使えますので覚えておいて損はありません。

 

・下の画像はiPhoneで自然光のみで撮影した物です。

逆光ぎみに物を置いてレフ版や画像の様に光調整機能で手前を明るくすると綺麗に撮影出来ます。

 

・撮影した時は曇一つない晴れで光が強すぎでしたが、スタジオの窓がすりガラスになっていて程よい光になりました。

夏などイメージによってわざと光を強めに当てて撮影する方法もあります。

・光に当たり方が分かると明るいイメージからシックなイメージまで撮影する事ができるようになります。

・余談ですが、晴れの強い光の日には、レースカーテンを閉めて窓の近くで撮影するのがオススメです。

レースカーテンが無い場合、乳白色の大きめのごみ袋なども代用できます。

機会があったら試してみてください!